伐採は、大きく分けて、皆伐と間伐の二つのやり方で伐採します。
二つの違いは、立木を即座に金銭に変えるのか、そうしないのかという山の活用の違いでわけています。
その1 皆伐(または全伐)
立木の所有者が、立木の財産価値に注目して、即座に金銭に変えることを目的に行います。
皆伐のやり方は、皆伐と植栽をセットにして行うことになっています。皆伐と植栽の具体的な方法、概算、その地域に適合する独特のやり方など、さまざまなやり方で行われています。
詳しくは立木所在の市町村もしくは地元の林家へお聞きすることが出来ますが、わかりにくい場合は当センターへご相談ください。
その2 間伐 間伐には、財産価値重視と育林重視という二つのやり方と、二つを組み合わせた育林バランス型があります。 財産重視と育林重視はどちらが良いか迷うところですが、育林バランス型は両方のメリットを取り入れて、両方のデメリットを最小限にする間伐です。当センターでは、この「育林バランス型」をおススメします。
「育林バランス型」
育林バランス型の特徴は「赤字となる立木を伐採の対象にしない」こと。「山林所有者様に経済的負担をおかけしない」ことです。
伐採のターゲットは「高額で売れる立木」となるので、お客様は経済的にも安心を得られることができます。
山林の中で優秀な立木を阻害する暴れ立木を伐採して売却します。
高額で売れる立木が伐採されると、残された山は価値が下がらないかと心配になりますが、育林バランス型はじっくりと良質な立木を育てて、将来の山の価値を高めることができます。有望な立木を残す技術を持った信頼できる地元の業者にご相談ください。
育林は落葉や日光を肥料として成長させるので経済面の心配はありませんが、山崩れ等の災害の心配があります。山が着実にたっているか、山崩れの兆候はないかなど、見廻りのアフターフォローもお気軽にご相談ください。
当センターでは、山林に有望な立木を残す技術を生かして、お客様の経済的安心をサポートします。どうぞご利用ください。